２００８年８月１２日（火）　第４７回七大戦 決勝 九州大学 対 東北大学　

紙一重の決勝戦

九州大学は２回にフォアボールで一・二塁とし、送りバントでランナーを進める。二死後、８番中山がセンター前に上手く運んで一点を先制する。

３回にも九大はレフト前ヒットで１番越智が出塁すると、送りバントと暴投で３塁まで進む。そこで、４番永井のセンターへの犠牲フライで一点を追加する。

さらに４回には、６番佐藤がセンター前ヒットで出ると、送りバントで２塁に進み、さらに盗塁を決めて、３塁まで行くと、９番石永のセンター前ヒットで突き放す。

東北大学は５回に、エラーのランナーをバントで送り、９番赤川の内野安打で１・３塁として、１番細川のタイムリーで一点を返す。

６回に九州大はフォアボールで出塁し、送りバントで２塁のチャンスを作ると、７番中間のタイムリーで４点目をとる。

その裏東北大は３番近松がライト前ヒットで出塁し、送りバントと５番菅野の一二塁間を破るヒットで１・３塁とすると、次のショートゴロの間に３塁ランナーが生還して一点を加える。

８回に、東北大はサードのエラーで出塁すると、一死後４番鈴木のレフト前へのヒットで１・２塁とする。二死後、１・３塁から盗塁で２・３塁として、６番渡辺のセンター前ヒットで一点返し、さらに２塁ランナーがホームへ突っ込むもセンター清水の好返球でタッチアウト。この回１点止まり。

９回にも東北大は８番佐久間のサードへの内野安打でランナーを出し送りバントで二死２塁の同点のチャンスを作るも１番細川がショートライナーに倒れゲームセット。

九大は、効率よく点を積み重ね、試合を優位に進めて優勝を勝ちとった。

東北大は先制され序盤に点を取られたのが敗因だ。

【文責：知見寺】